異動一年目の卒業式は、いくら涙腺弱い大会があったら優勝しかねないビッカであっても泣けんだろう、とタカを括っていたら甘かった。

まぁ3年中心に授業持ってたしね。
進路部で散々就職斡旋やら就職試験対策やらしてきたしね。

とか言い訳してみるけど、要は号泣ですよ。

いや、あれだね。歌がいけないよね。「旅立ちのうた」。
歌詞で泣ける。


う〜ん、やっぱりそれなりに思い入れがあった、のかな。

って言うかね、ビッカが、裏切られても裏切られても懲りないで生徒を追いかけ回したりするお馬鹿さんだからなのかも。

いい加減懲りればいいのに。
どこまで性善説で生きるんだよ、と性悪説のビッカblackが突っ込み入れてみてもビッカwhite、意外とがんばっちゃっててねぇ。
懲りたときがこの仕事辞める時なんだろうけど。
アホだなあ。。。




旅立った鳥たちの幸大からんことを。

ビバ!！ボウズ二歳!！な今日なのでありますが。

いやー感慨深いとしみじみし、二歳でこれだけ感慨深いんだから去年の今日の初誕生日はどれだけ感慨深かったんだ自分、と思って日記を見直してみたら。

見直してみたらですね……。

仕事復帰の日だったんで、どうやらそのことでイッパイイッパイな許容量の小さいへっぽこな女だったらしく、
「一歳の誕生日だー」の一行以外

仕事のことしか書いていない日記

が出現し、なんていうか、がっかりだよ自分。。。

なので。
なので、今年は二歳のボウズについて記録しておこうと、突然ステキなママさんぶって自己満足な日記をつらつら書きますよ。

えーと、ボウズ、身長80?強・体重11?台になりました！(正確な数字がわからないダメっぷりを早くも発揮)
相変わらず「ばいきんまん」「ドキンちゃん」は発音できるのに「アンパンマン」は発音できない悪の申し子っぷり。因みに「メロンパンナちゃん」を非常に怪しげな宇宙語ながら発音できるようになり、それでも「アンパンマン」は言わないあたりが、悪の申し子そのものっぽい。
保育園で年長の子たちに感化されてくるのか、意味も分からないくせに
「おーべーかぁ」
「ちょと、ちょっとちょっと」
とか言いながら人のことをベシベシ叩いてくるようになり、何の脈絡もなく突然ツッコミを入れられてどうしたものかと困惑する日々。
パズル狂。30ピースは楽々クリア。
お絵かき狂。紙だけではあきたらず、壁やら襖やらに壮大なスケールの作品を描いてくれる。当然、頼んでもないのに。押しつけがましい芸術家である。引越時のリフォーム代が恐ろしいかぎり。
好きな食べ物は、オクラの和え物・蕗の煮物・春菊のお浸し。これだけ見るとオッサン以外の何者でもない。
『魔の二歳児』に差し掛かり、自分の意に添わないことがあると強烈に泣き叫ぶ。そのうち近所から虐待通報されないか心配。30分泣きわめかれたりして、どっちかっつーとこっちが虐待されてる気分だっつーの。
父親に仕込まれて「何歳？」に指を二本立ててみせて「にしゃい！」って言うようになったり。
起きるとまず最初に「ママ〜」とビッカを探してとびきりの笑顔で「おはよ」って言ってくれたり。
言葉は遅いし体は小さいし夜泣きは治らないし、でも20年後にはこんなネタじゃ悩めないし、ある意味贅沢な悩みだと思うことにしますよ。

お、ボウズの誕生日らしい日記になったじゃないの。

入試の季節ですよ。
因みに、これは地方とか職場によって違うんだろうけど、うちの職場では「入試」じゃなくて「入選」。
正式名称が「入学者選抜」だから。
そしてペーパーテストは「学力検査」なので、受ける中学生は「受検生」なんだよね…。
なんか変な感じがして、五年以上やっててもなれないわ…。

そんなことはどうでもよくて。

推薦入選には面接があって、これの面接官を二人一組でしなくちゃならないんだけど、今年は危うく面接中に大爆笑するところだった。

ペアを組んだ相手の先生が、もう、ユーモア溢れる方で。

受検生は中学で面接練習を死ぬ程してくるわけですが。
それが「おかしくて笑えるよね〜」とか言い出したりする。

いや、確かにみんな判で押したように同じことばっかり言うし、緊張してガチガチになってるし、おかしいと言えば充分におかしいんだけれども。
しかし、面接と面接の間に「みんな、うちの学校のことを『貴校』『貴校』って連発するじゃん？段々『貴公』って言われてる気になってきて、質問するときに思わず『貴殿のお考えをお聞かせ願いたい』とか『拙者は〜』とか言いそうになるよねー」とかボソッと言い出さないでくださいよ、まったくもう。

当然ながら次の面接でも受検生は真面目な顔して真剣に「貴校を志望した動機は〜」とか語り出すわけで。

笑いをこらえるのに必死ですよ、こっちは。


入選業務って苦手なんだけど、大変な中でも楽しむ心を忘れちゃいかんね。
学んだ学んだ。

4ヶ月ぶりに日記を書いてみたりする。


生きてるよ。大丈夫。


なんだか、書きたいこととかあったわりには書く余裕がなかったなぁ。


続けてかけるようにがんばりまっっす。




とりあえず、バレンタインデーなわけで。
生徒からチョコもらったよ。
夫にはスティッチのパンツあげた。甘いものはいらないんだって。
息子にはハート型せんべい。まだチョコは早い！！
甘いものはできるだけ食べさせたくないんだなぁ。でもボウズは好きなんだなぁ。困ったなぁ。

世間を騒がしている「履修不足問題」ですが。。。

あおりを喰らってますヨ。なんかヨケイナシゴトが明らかに増えています。



「情報」とか「家庭科」とか「芸術」とか「総合的な学習の時間」とか、受験に関わりのない教科はやらなくてもいいじゃん、というノリになるのはわかる気もするが。

そんなこと言われちゃったら、「この学問は人生に於いて意味がある」と信じて日々悪戦苦闘しているビッカの立場はどうなるんだよ。いや、自分可愛さ、とか、立場、とかじゃなく、やっぱり、何て言うんだろう、うまく言えなくて困っちゃうけど、『受験に必要ない』とか『受験に有利』とか、そういう短絡的なものではないと思うのね、学ぶってことは。う〜ん。。。

そんな短絡的なことばっかり言っていると、より偏差値の高い大学に行った子が勝ち組で学歴ない子は負け組みたいな話になり、そんな了見の狭い子たちを量産するために高校があるみたいな話になったら大間違いなのになぁ。

って言うかね、自分の好きな分野とか適した分野とか興味を持った分野をより伸ばすために進学するわけで、そういう自分の伸ばしたいベクトルを知るためにも幅広い教養ってヤツが必要なわけで、だから専門的になる前に色んなことを学んだ方が絶対長い人生でその子の糧になると思うんだけどなぁ。
だって、やたらと理系に強いけど社会の情勢に疎いとか、やたら歴史に詳しいけど美術館には一回も足を運んだことないとか、そういう極端なアンバランスって個人的にはすっごく格好悪いと思っちゃうんだよね。
かのアインシュタインは言わずと知れた偉大な科学者だけでどもクラシック音楽をこよなく愛していたらしい、とか、格好良いじゃん。
で、
理系の勉強するのに音楽は必要ないから排除してきちゃったっていうのは格好悪いよ、やっぱり。

そういうことを、教育現場が率先してやってしまってはいかん。。。
なんて思うのは、やっぱり受験に無関係な教科のノホホンとした発想だと非難されてしまうのだろうか。。。

授業に、穴を空けてしまった。。。

うちの学校は調理実習やなんかをやるときのために家庭科を2時間続きで組んでいるわけですが。

2・3時間目に入っている担当のコマを、勝手に自分の思いこみで3・4時間目だと思って2時間目の授業に行かなかったと言う。。。

他の先生に「あー、何年かに一度やっちゃうよね」とフォローっぽい慰めを頂きましたが、はい、ビッカ、3年前と5年前にもやっちゃってますがな。。。。

絶対他の先生方より、やっちゃっている度合いは多い気がする。


で、生徒はと言えば。
授業なんてなければないほど嬉しい学校に何しに来ているんだ風の生徒が限りなく多いので、当然、大人しくしているわけもなく、一応教室内には存在していたけれど遊びまくっていたようです。。。

って言うか、今回はビッカが「学校に何しに来てるんだ」だよなぁ。

文化祭の代休って、平日だからステキ。

ボウズを保育園に預けて羽を伸ばせる！！


と言う訳で、観に行ってきましたヨ。
なぜなら柳楽優弥が好きだから。

それだけ。

沢尻エリカはカワイイとは思うけど特に興味はなく、山田詠美はどちらかという
と苦手分野なので、とにかく

柳楽優弥を観に行ったと言ってもなんら過言ではない。

で、実際、柳楽優弥は着々とイイオトコへと進化していて大変な眼福でありまし
たが、それよりなにより夏木マリの怪演にびっくりだよ、もう。
彼女、50歳くらいのはずなんだけど70過ぎで若い男を連れ回しているアメリカか
ぶれのバアサマ役で、まぁ凄かった。
ある意味、絶句。

そんな一本でありました…。

前回の日記が8月28日ですか。

半月以上ぶりに更新。


日が開いた理由？
そんなの忙しいからに決まってるじゃないですか。

ああ、そうさ、前回の日記の通り、2学期の準備をまったくしないまま新学期に突入したから忙しいのさ。

授業に進路指導部に部活に文化祭準備に、とにかく後から後から溢れてくるのさ仕事が！！

ええ。。。前もって準備をしっかりしていなかった自分がいけないのです。自分が。

夏休み、カムバーックッッッッ！！
と小声で叫んでみる。あまりにも情けないから。


準備は早め早めになんて、生徒に言えないっす…(ToT)