葉書、届きました。
就職が決まったときにも、葉書くれたね。
携帯メールではなく葉書で知らせてくれる、今時の高校生には稀な古風な律儀さをとても好ましく思っていました。
「卒業式に会えると思ったのに」
ごめんね。わたしも、君たちの卒業する姿を見たかったのだけれど。
「先生に会えて、良かったです。夢のために頑張っています」
ありがとう。がんばれ。本当に、がんばれ。

卒業式。

2003年3月5日 お仕事
でした。

 今年卒業する子たちは選択授業しか接点がなくて、顔と名前が一致する子は40人もいなかったんじゃにかという子たちで、でも、3年間の軌跡を追うスライド上映なんかでは泣けるかなぁ、とか思っていたら、くじ引きで校門警備にあたってしまい結局式場内には一歩も入らないという、卒業式なんだか何なんだか良く分からない結果になってしまいましたよ。

 それにしても、一般的に「底辺校」と言われている学校はスゴイなぁ、と思う。
 くじで当たった校門警備が「お礼参り」とか「ヤバイ系部外者の進入」を阻止するためにあるってのもスゴイけど、入学時と卒業時で生徒の人数が20人以上減っちゃっているのがスゴイ。
 まぁ、近隣には100人やめちゃう(って、学年の半数じゃん!!)みたいな学校もあるって話だから、そうスゴイことでもないのかも知れないけど、ビッカは私立の女子高で『ぼや〜』とのんびり過ごしてきたので、最初の年はカルチャーショックだった。

 もう慣れたけど。

 でも、卒業式の次の日から在校生の学年末考査がスタートってのは、ちょっとしんどすぎてやめて欲しいなぁ、と個人的には愚痴ってしまう……。

 
 
 朝から、変なヤツにあった。

 授業を持っている調子のいいニイチャンで、茶髪とピアスが困りものだが話は通じるし、別に惚れてもいないし惚れる気も更々ないがそこそこカッコイイヤツなんだが。

 1時間目が体育だったらしく、ジャージにハーフパンツで朝の廊下を歩いていた。

 そこまではいい。

 が、  ルーズソックス  を、履いていた。

 どうなの?!それ。。。
 そこそこ体格の良い、今風のニイチャンが、すね毛にルーズ。
 マニアにはたまらんものが有るんだろうけど(笑)。

 「だって、寒いんだよ、外は。この真冬にマラソンだぜ!!」
が、言い分だが。

 きっと、一個下の彼女に借りたんだろうけど。

 別にいいけど。

 でも、どうなのよ。男がルーズソックス。。。

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 ところで、テストがやっと出来上がった。
 今回は難産だった。。。。
 で、ここですっかり終わった気になってるけどさ、まだまだ、
採点→平常点換算→総合成績算出→欠時確認→点票記入
が、200人分あるんだよね。。。。

 まだまだ年末は遠い。
 

読破記録。
「天上の愛地上の恋 10巻」加藤知子・白泉社
 だんだん佳境へ突入してきましたな。
 しかし、長編ならでわのビッカの悩みが再発。
 ストーリー忘れちゃってるよ〜。
 再読したいのに、実家やら未開封の引っ越し荷物やらに分散していて既刊がそろわないよぉ。
 こういう込み入った話は、ビッカ、バカだから新刊出る度に読み返したいのになぁ。

「フェアリーテイル」ごとうしのぶ・角川ルビー文庫
 タクミ君シリーズ最新刊。
 ルビー文庫も10周年、だそうだ。もうそんなに経ったンだっけ??つい最近の気がしてたのになぁ。
 個人的に、三洲&真行寺が何気にツボなビッカには楽しい一冊でしたな。

「YELLOW 1巻」立野真琴・ビブロス
 たまたま、何となく購入。
 でも、個人的にはヒットかも。立野真琴好きだし。
 作者もアクション物+コンビ物が好きなんだそうだが、ビッカも好きvvv
 続きが楽しみな一冊vvv
 
 
 本日、イレギュラーなお休みですvvv
 開校記念日ってやつですな。
 世間様が働いてるときのお休みは、なんだか気分良し。普段どうしても行くのが難しい銀行行ったり、空いている観光地を満喫したり出来るし。
 事実、同僚のゴルフ軍団はコンペに行っている。平日のゴルフ場は楽園らしい。
 
 ビッカはゴルフは何となく理由もなくやりません。お陰で、貧乏クジ、ひきました。
 タ○コで「学校に来ちゃダメよ」のオシオキを受けていた子が復帰する儀式(!?)が入ってしまい、しかし、職場の何割かはゴルフで、世間様は平日のため他の何割かは研修や出張で、どういう訳か、その儀式の仕切役になってしまったさ。。。

 ゴルフ、やっときゃよかったさ。

 でも、この子、なかなかギャグ(?)の才能のある子で、お約束のように体育倉庫での●バコが発覚したんだけど、見つかったとき、何故だかラグビーのヘッド・ギアを被っていたらしい・・・。
 何故!?何故被りたかったの?そんなもの??
 発見した体育教師も、緊迫した場面のはずなのに、笑いを堪えるのにかなり必死だったらしい。

 そんなマヌケなタバ○現場を発見された子も、月曜日からは無事復帰する。
 良かった、良かった。

読破記録。
「陰陽師 11巻」岡野玲子・白泉社
 全十二巻の予定だから、あと1冊で完結してしまうって事なのね。。。
 香歩さんも日記に書いたらっしゃいましたが、原作で想像できなかった場面が岡野さんの絵で「あ、こういうことだったのか!!」なすっきり感あり。
 それにしても、清明はどんどん人間離れしていき、どんどん色気が出てきて。。。
 
 体調、わりぃ・・・。
 昨日あたりからダメな感じはあったんだけど、今日の体調は最悪(-_-;)。
 デパスをガバガバ飲んで(注・1日3錠までですってばよ!!)1日をやり過ごした感じ。
 今日はなんだかんだで息をつく暇もなくて、それもきつかったなぁ。
 4時半頃、軽いパニック発作が起きて、しかも準備室で独りの時だったもんだから、またまたデパスをガバガバ飲んで号泣しながら耐えたりした。
 でも、治まっちゃえばケロッとして車運転して帰れたりするんだから自分でも不思議。

 授業も、ブルーな時はいつもそうだけど教室に行くまでが一仕事。授業始めちゃえば大丈夫なのになぇ。って言うか「あたしは女優!!授業は舞台!!」なんだけどねぇ。そんな自分も、どうなのよ。

 そういえば、今日の授業で「ちびまる子」問題が勃発。
 「ちびまる子ちゃん」は、どこも区切らず一息に発音する単語なんですか??ッていうか一単語なんですか!?
 ビッカは、まる子ちゃんはまる子ちゃんなんだから「ちび・まる子ちゃん」って区切って二語として発音してきたのよ、この十年程。
 なのに、今日、雑談で「せんせー、その発音へんだよ〜」と爆笑されてしまったさ。
 ねぇ、区切らないの!?本当に区切らないの!?結構ショックなんだけど(笑)。

 なんか、前にもそんなことがあったなぁ。なんだっけ。
 あ、マショマロ。
 ビッカはず〜と「マシュマロ」だと信じて生きてきたのにちょうど1年ほど前に卵白から出来る菓子の話をしていてやっぱり生徒から指摘されたんだよねぇ。
 ビッカ、言語感覚がおかしいしかも、です。

 今日は帰りに本屋に行ったらちょっと吹っ切れちゃって大変なことになっちゃった。8千円も使っちゃったよ(笑)。
 そんな日もあり。

読破記録。
「アーシアン・完結版 3巻」高河ゆん・集英社
「アーシアン・完結版 秘密の花園」高河ゆん・集英社
 何故か1.2巻は見あたらなかったのでこの2冊だけゲット。
 すごく懐かしくもあり、やっと出たか、の感もあり。
 感想と言っても。。。なんだか不思議な感じ。
 当時は、ちはやと多紀が好きだったのに、今回読み直してみたら影艶が妙にツボ。何故にこの歳にして王道!?そしてラファエルもツボ。年々、性格の歪んでいる人が好きになっている気がします・・・。

「私がいてもいなくても 3巻」いくえみ綾・集英社
 いくえみ綾は好き。この話もすっごく好き。
 なんか、キレイ過ぎないところが。というより、人のキタナサとか、そういう「少女マンガ」していないところが。もちろん、だから読んでいると馬鹿みたいに自分の生活とシンクロしちゃって「痛い〜」と思うところも多々あるんだけど。
 なにはともあれ、すっきりした完結でした。

「Anghel blood 8巻」こなみ詔子・新書館
 この本も完結巻。そんな日なのか!?
 ビッカ、この話の流れをきちんと覚えていなくて1巻から通して読んでみたかったんだけど、残念ながら1〜7巻が実家とつい最近引っ越しして開封していない段ボールの中に分散していて。
 だから、正直「えっと、どんな話だったけ??」って思っちゃって、う〜、通して読みたいよぉぉぉ。

「丘の上の楽園」天禅桃子・大洋図書
 萌え萌えな一冊を読みたくて購入。どんな話だかもまったく知らなくて表紙買いだったんだけど、奇しくも先生もの。
 仕事が辛いって時にこんな本を選んじゃう自分もどうよ。がっくし。
 でも、内容も切ない果てのハッピー・エンドで、ビッカ的にはグーvvv
 自慢じゃないが(本当に自慢にもならないが)、ビッカの勤め先は、超〜田舎にある。
 最寄り駅からバスで更に奥地に30分も入ったところにあるし、近くからは自然の香りがして牛さんがモ〜とか言ったりする。
 一説には、あんまりにもヤバイ生徒が多いから隔離しているんじゃないか、とかなんとか。

 で、そんな所で秋が来ると結構面倒くさい。
 タ●コを休み時間に味わおうとするヤツらなんかざらにいる中で、まわりは栗林で落ち葉てんこ盛りだからさぁ。
 結果的に、昼休みにヤバイ箇所を見回ろうの会が結成されたりする。
 なぜだか、その会に入会させられた。
 見回った。
 ら、事前にその情報をゲットしていた生徒が、栗林の中に落とし穴を作っていたんだな、これが。
 小学生じゃないんだからさぁ。
 はまったよ。はまったさ。
 ズボッとな。
 足首、痛いんですけど。労災効くんですかぁ〜!?
 月曜日はいつも憂鬱だけど、今日は昨日の疲れもあってか、いつもにまして憂鬱。

 でも、朝からハード。
 1.2限 調理実習。3限にテスト範囲が終わらないから貰ったコマが入っていて、4限は実習の後片づけ。昼休み前半は校門の立番(やんちゃな子たちの脱走防止がかりがあったりするのよ)で5限が自習監督で、さすがに6限は準備室で一息。っつーか机に突っ伏して爆睡。で、部活やってプリント採点して、気が付いたら20時だったから帰宅。

 でも、実は体力的に超キツイけど、調理実習はスキ。女の子のエプロン姿が超〜カワイイvvのは当然として、若い男の子達のエプロン姿、よだれものなんだな、これが(笑)。
 普段はろくに授業聞いてないような茶髪の兄ちゃんが、目を輝かせてガス台の下のオーブンをジッとのぞき込んだまま焼きプリンができあがるのを待つ姿とか(なぜか膝を揃えてしゃがんでるのが愛らしいのよ)、もう、たまらないんだな。

 でも、なんで鶏肉を見ると菜箸に刺して火であぶりだすヤツが毎回出るんだろう?
 食べ物で遊ぶのも腹立つけど、毎回毎回菜箸が一膳は灰と化すのも腹が立つんだよねぇ……。
 
 

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