世間を騒がしている「履修不足問題」ですが。。。

あおりを喰らってますヨ。なんかヨケイナシゴトが明らかに増えています。



「情報」とか「家庭科」とか「芸術」とか「総合的な学習の時間」とか、受験に関わりのない教科はやらなくてもいいじゃん、というノリになるのはわかる気もするが。

そんなこと言われちゃったら、「この学問は人生に於いて意味がある」と信じて日々悪戦苦闘しているビッカの立場はどうなるんだよ。いや、自分可愛さ、とか、立場、とかじゃなく、やっぱり、何て言うんだろう、うまく言えなくて困っちゃうけど、『受験に必要ない』とか『受験に有利』とか、そういう短絡的なものではないと思うのね、学ぶってことは。う〜ん。。。

そんな短絡的なことばっかり言っていると、より偏差値の高い大学に行った子が勝ち組で学歴ない子は負け組みたいな話になり、そんな了見の狭い子たちを量産するために高校があるみたいな話になったら大間違いなのになぁ。

って言うかね、自分の好きな分野とか適した分野とか興味を持った分野をより伸ばすために進学するわけで、そういう自分の伸ばしたいベクトルを知るためにも幅広い教養ってヤツが必要なわけで、だから専門的になる前に色んなことを学んだ方が絶対長い人生でその子の糧になると思うんだけどなぁ。
だって、やたらと理系に強いけど社会の情勢に疎いとか、やたら歴史に詳しいけど美術館には一回も足を運んだことないとか、そういう極端なアンバランスって個人的にはすっごく格好悪いと思っちゃうんだよね。
かのアインシュタインは言わずと知れた偉大な科学者だけでどもクラシック音楽をこよなく愛していたらしい、とか、格好良いじゃん。
で、
理系の勉強するのに音楽は必要ないから排除してきちゃったっていうのは格好悪いよ、やっぱり。

そういうことを、教育現場が率先してやってしまってはいかん。。。
なんて思うのは、やっぱり受験に無関係な教科のノホホンとした発想だと非難されてしまうのだろうか。。。

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