博士の愛した数式
2006年3月2日 読みました(フィクション)
文庫 小川 洋子 新潮社
通勤を始めたので本屋に寄るチャンスが出来た上に、通勤時間が長いので、本を読む時間だけは沢山ある。
噂になっていた本だけに早く読みたかったけれど、ハードカバーは金銭的に手が出ないし、図書館に予約しても人気の本はなかなか自分にまわってこない。
ので、文庫化したのを見付けて、早速購入。
本や大賞を取るだけある本。
一気に読んでしまいました。
家政婦とルートにとっては、日々の積み重ねがすなわち博士への愛情を培う時間だったのだろうけれど、だからこそ、博士が忘れ得ぬ存在となったのだろうけれど、博士にとっては毎日が0からのスタートで、3人で過ごした時間は博士の中には何を残せたのだろう、きっと何も残せなくて、それが切ないなぁ、と思う。
それでも、博士が家政婦とルートを幸せにしたのは間違いなくて、特筆すべき事の起こらない日々の生活がどれだけ貴重な時間であるか考えさせられるのだと思う。
映画、観たいなぁ。主役の二人、個人的に大好きなので、その二人がいっぺんに観れるだけで、ビッカにとっては価値のある映画なのだけれど。
時間が。。。。時間がないのです。。。。観たいのに。。。。
通勤を始めたので本屋に寄るチャンスが出来た上に、通勤時間が長いので、本を読む時間だけは沢山ある。
噂になっていた本だけに早く読みたかったけれど、ハードカバーは金銭的に手が出ないし、図書館に予約しても人気の本はなかなか自分にまわってこない。
ので、文庫化したのを見付けて、早速購入。
本や大賞を取るだけある本。
一気に読んでしまいました。
家政婦とルートにとっては、日々の積み重ねがすなわち博士への愛情を培う時間だったのだろうけれど、だからこそ、博士が忘れ得ぬ存在となったのだろうけれど、博士にとっては毎日が0からのスタートで、3人で過ごした時間は博士の中には何を残せたのだろう、きっと何も残せなくて、それが切ないなぁ、と思う。
それでも、博士が家政婦とルートを幸せにしたのは間違いなくて、特筆すべき事の起こらない日々の生活がどれだけ貴重な時間であるか考えさせられるのだと思う。
映画、観たいなぁ。主役の二人、個人的に大好きなので、その二人がいっぺんに観れるだけで、ビッカにとっては価値のある映画なのだけれど。
時間が。。。。時間がないのです。。。。観たいのに。。。。
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